2026年 03月 09日
まいにちイタリア語初級編 「めきめき上達!初級イタリア語」 Lezione64 再帰動詞の命令法
<ウォームアップ>
Sono già le nove. Sbrigati!
「もう9時だよ。急いで!」
<Punto1>
○命令法の活用(再帰動詞)
再帰動詞は、[再帰代名詞+動詞]が必ずセットになっているのが特徴。
例えば、 sbrigarsi 「急ぐ」の直説法の活用は表参照。
再帰代名詞の mi , ti , si , ci , vi , si は、動詞の直前に置くのが基本。
再帰代名詞も目的語代名詞の一種。
命令法と目的語代名詞を一緒に使うときは、目的語代名詞を動詞の後ろにくっつける。
ただし、3人称だけは例外。
これは再帰動詞でも同じこと。
sbrigarsi 「急ぐ」の命令法の活用は表参照。
※動詞の後ろに再帰代名詞をくっつけても、アクセントの位置は移動しない。

Sono già le nove. Sbrigati!
「もう9時だよ。急いで!」
Il treno parte fra dieci minuti.
「電車は10分後に出発するよ」
前置詞 fra に時間の表現を続けると「今から~後に」という意味になる。
この後に「急ごう!」と続けるなら、急ぐのは「私たち」なので sbrigarsi を命令法1人称複数形にして sbrighiamoci 。
Il treno parte fra dieci minuti. Sbrighiamoci!
「電車は10分後に出発するよ。急ごう!」
<Punto2>
○「どうぞ楽にしてください!」
再帰動詞 accomodarsi 「楽にする、くつろぐ」は、命令法で使うことがとても多い。
accomodarsi の命令法の活用は表参照。

accomodarsi の命令法は「楽にしてください」と勧めるときに使う。
例えば、友人を家に招いて「入って、どうそ楽にして!」と伝えるなら
Entra, accomodati pure!
「入って、どうそ楽にして!」
同じフレーズを Lei で話す相手に、「お入りになって、どうぞ楽にしてください!」と丁寧に言うなら
Entri, si accomodi pure!
「お入りになって、どうぞ楽にしてください!」
<Prima di allenarci...>
Entri, si accomodi pure!
「お入りになって、どうぞ楽にしてください!」
このフレーズ、イタリアで誰かの家に招かれたら言われるかもしれない。
そんなときのために1つアドバイスを。
実はこの "si accomodi!" 、音がくっついて "s'accomodi!" となることもある。
Entri, s'accomodi pure!
「お入りになって、どうぞ楽にしてください!」
もちろん意味は変わらないので、こう言われたら "Grazie!" と答える。
<E ora alleniamoci!>
①再帰動詞を命令法に活用させる。
1) calmarsi 「落ち着く、冷静になる」
(tu) calmati
(Lei) si calmi
(noi) calmiamoci
(voi) calmatevi
2) mettersi 「衣服を身に着ける、着る、座る」
(tu) mettiti
(Lei) si metta
(noi) mettiamoci
(voi) mettetevi
3) divertirsi 「楽しむ」
(tu) divertiti
(Lei) si diverta
(noi) divertiamoci
(voi) divertitevi
②[ ]内の再帰動詞を命令法に活用させる。
1) イタリアの友人達と旅行に出かけることになった。
が、彼らが待ち合わせ場所の駅にやって来たのが、電車の出発5分前。
彼らに「急いで!」と伝えるなら? [sbrigarsi]
Sbrigatevi!
2) イタリアに留学中、学校に先生を家に招いて夕飯を振る舞うことにした。
やって来た先生に「どうぞ楽にしてください!」と伝えるなら? [accomodarsi]
Si accomodi pure!
3) イタリアの友人達とパーティーをしていたら、突然の停電。
大混乱のみんなに「少し落ち着こうよ!」と伝えるなら? [carmarsi]
Calmiamoci un po'!
4) 道で会った友人に「これから映画を観に行くんだ」と言われて、
Divertiti!

