人気ブログランキング | 話題のタグを見る

まいにちイタリア語初級編 「めきめき上達!初級イタリア語」 Lezione62 命令法の基礎トレーニング②

<ウォームアップ>
Prendi questa medicina!
「この薬を飲みなよ!」

<Punto1>
○命令法の活用(ere動詞/ire動詞)


まずはere動詞の命令法の活用から見ていく。
命令法の活用には1人称単数形は存在しない。
自分自身に命令することはできないから。
さらに3人称複数形もほとんど使われないので、活用は4つの形を覚えればOK。
prendere 「飲む」の命令法の活用は表参照。

ere動詞は3人称単数形の prenda だけ語尾が -a になる独自の活用で、残りの3つは直説法と同じ形。

ire動詞も同じく、3人称単数形は語尾を -a にする。
残りの活用は直説法と同じでOK。
partire 「出発する」の命令法の活用は表参照。

isc型のire動詞の活用も3人称単数形だけが独自の活用。
pulire 「掃除する」の命令法の活用は上の表参照。

まいにちイタリア語初級編 「めきめき上達!初級イタリア語」 Lezione62 命令法の基礎トレーニング②_f0231647_17355005.jpg

日常生活では多くの場合、命令法をいわゆる「命令」以外の意味で使う。
例えば

Prendi questa medicina!
「この薬を飲みなよ!」

では、薬を飲むよう相手に勧めるために命令法が使われている。

さらに、「~しようよ!」と相手を誘うときにも命令法を使う。
使い方はとっても簡単で、動詞を1人称複数形にして、誘う感じで発音するだけでOK。

例えば、友人と旅行に出かけることになって

Domani a che ora partiamo?
「明日は何時に出発しようか?」

と聞かれ「7時に出発しようよ!」と答えるなら

- Partiamo alle sette!
「7時に出発しようよ!」

partire を1人称複数形 partiamo にして「出発しようよ」と誘う感じで発音すればOK。

命令法はまず「あることをするよう相手に勧める」さらに「~しようよ!」と相手を誘う、この2つのトレーニングをする。

<Punto2>
○命令法の用法②


命令法は「指示を与えるとき」にも使う。
道に迷っている人に案内をしてあげるのも指示の一種。

例えば、日本で迷子になっているイタリア人観光客を見かけた。
新宿への行き方がわからない様子。
「新宿に行くには、この電車に乗ってください」と教えてあげるなら、

Per andare a Shinjuku prenda questo treno!
「新宿に行くには、この電車に乗ってください!」

使うのは prendere の命令法3人称単数形 prenda

命令法は料理のレシピについて話すときにも欠かせない。
こちらも指示の一種なので命令法を使うことが多い。
試しにインターネットでラザニアのレシピをイタリア語で調べてみると、最初に

Per preparare le lasagne, cominciate dal ragù!
「ラザニアを作るには、ミートソースから始めてください!」

と書いてあったりする。
preparare は「作る、準備する」。
per preparare le lasagne で「ラザニアを作るには」。
この後ろに cominciare 「始める」の命令法2人称複数形 cominciate が続いている。
レシピは、それを読んでいる人たちに「あなたちは、こうしてくださいね」と語りかける感じで、命令法の2人称複数形を使うことが多い。
「ミートソースから」は「~から」という意味の前置詞 da と定冠詞 il がくっついた dal
この後ろに ragù 「ミートソース」を続けて dal ragù

道案内や料理の作り方のように指示を与える、こんなときにも命令法は大活躍する。

<Prima di allenarci...>
普段の会話でさりげなく使えるようになっておきたいのが sentire 「聞く」。
この動詞の命令法、直訳は「聞いて」だが、2人称単数形 senti は、友人に「ねえ…」や「あのさ…」と声をかけるときに使う。
例えば、男性の友人に「ねえ、今夜ヒマ?」と尋ねるなら、

Senti, stasera sei libero?
「ねえ、今夜ヒマ?」

一方、 sentire の命令法3人称単数形 senta は、知らない人に「あの…」と声をかけるときに使う。
イタリアで迷子になってしまい、道行く人に「あの、すみません、駅はどこですか?」と尋ねるなら、

Senta, scusi, dov'è la stazione?
「あの、すみません、駅はどこですか?」

この "senta" はレストランで店員さんを呼ぶときなどにも使う。

E ora alleniamoci!
①動詞を命令法に活用させる。


1) prendere 「飲む、乗る」[voi] → prendete
2) prendere 「飲む、乗る」[Lei] → prenda
3) leggere 「読む」[tu] → leggi
4) leggere 「読む」[Lei] → legga
5) sentire 「聞く」[Lei] → senta
6) mangiare 「食べる」[Lei] → mangi

②[ ]の動詞を命令法に活用させる。

1) イタリアの友人とフィレンツェ観光に出かけた。
あちこちまわり夕方にはクタクタ。
「タクシーに乗ろうよ!」と提案するなら? [prendere]
Prendiamo il taxi!
「タクシーに乗ろうよ!」

2) イタリアを留学中、日本の小説に興味があるというイタリア人達たちと知り合いになった。
そこでお気に入りの本を見せながら「君たちはこの本を読んで!」と勧めるなら? [leggere]
Leggete questo libro!
「君たちはこの本を読んで!」

3) 日本の駅で、どの電車に乗ればいいのか迷っている1人のイタリア人観光客を見かけた。
「京都に行くにはこの電車に乗ってください!」と教えてあげるなら? [prendere]
Per andare a Kyoto prenda questo treno!
「京都に行くにはこの電車に乗ってください!」

名前
URL
削除用パスワード
by moo0052 | 2026-03-03 17:39 | イタリア語 | Comments(0)